🐰エサについて
うさぎは生後3週間で離乳をはじめ、6週間で完全に乳離れをします。
離乳期には、やわらかめの干し草と、小粒もしくは砕いたラビットフードを与えます。
個体差はありますが生後3〜4ヶ月で性的に成熟し、
5〜8ヶ月でほぼ大人のサイズになります。
成長の著しい4ヶ月くらいまでは大人に比べて、体重1kgあたりで2倍近いカロリーが必要です。
チモシーは、カロリーが高いアルファルファが子ウサギに適した干し草です。
そこに、チモシーで一番かたい一番刈りを混ぜて与えましょう。
しっかり繊維をかみ切ってすりつぶすことで、歯の伸びすぎを防ぎます。
ペレットは、体重の2.5%の量を与えましょう。
また、胃腸がまだ発達段階なので、一度にたくさん食べ過ぎないように、ラビットフードは1日分を3〜4回に分けて与えます。
ラビットフードは生後6ヶ月を過ぎたら、量を体重の1.5%に落とします。
初めて子ウサギをおうちに連れ帰ってきた時は、ペットショップやブリーダーがそれまで食べさせていたものと同じエサを食べさせ、環境に慣れたら、新しいフードを試しましょう。
野菜や果物などのおやつも子ウサギの間に味を教えておきます。
ただし、ほんの少量を与えてください。
お腹を壊してしまう原因になるのと、そればかりを食べてしまい、チモシーを食べない子になってしまう恐れがあります。
以前飼っていたまめちゃんが赤ちゃんの頃、私はあまり知識が無く、まめちゃんが喜ぶのを見たくて、好きなものをたくさんあげてしまっていたので、大人になってからチモシーを食べない子になり不正咬合になってしまいました。
本当にかわいそうな事をしたと後悔しています。
6ヶ月を過ぎる頃には、ラビットフードの量を減らします。減らさないと肥満になってしまいますのでご注意ください。また、急に減らさないように1週間ほどかけて徐々に量を減らすようにしましょう。
ラビットフードとほんの少量のおやつ以外は、常にチモシーを食べれるようにしてください。スキンシップの時も飼い主様からチモシーをあげるようにしておくと、チモシー大好きちゃんになります。
🐰環境について
子ウサギは体力がなく、気温の変化が激しいと下痢をしたり体調を崩します。
春先・晩秋・冬はエアコンやヒーターで保温をしてあげましょう。
人間がそこまで寒くないと思っても、子ウサギちゃんにとってはとても寒いものです。
以前、ブログでもお話しましたが、ケージの置いてある位置(大抵床の上ですが)は意外と気温が上がらず寒いので、注意して温度管理をするようにしましょう。
🐰しつけについて
しつけは、子ウサギの時からはじめます。
うさぎちゃんがお家に来たら、まずは名前をつけてトイレのしつけから始めましょう。
🐰複数飼いの場合の注意点
うさぎは成熟の早い子だと、なんと生後3ヶ月くらいから交配・出産が可能です。
兄弟や親子でもオスとメスは接触させないように気をつけましょう。
次回は、若年期 (1歳〜4歳)のケアについて紹介いたします。
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