暑さ対策 その2

前回も暑さ対策についてのお話をしました。

今回ももう少しそのお話をしたいと思います。

うさぎは、暑いのも、湿度が高いのも苦手です。

そうですよね。

なにしろ毛皮を着ているものですから・・・

 

それを常に頭に入れていただき、

梅雨を乗り越えて夏を乗り越えて欲しいと思います。

 

梅雨と言えば、「ジメジメ」ですね。

この時期から体調を崩すことも多いので、十分に気をつけてください。

ケージや小屋をこまめに掃除して清潔に保ったり、

ケージを風通しの良い場所や、

乾燥した少し高い場所などに置くようにしてください。

 

また、食べ物が腐りやすい時期なので、

食べ残した野菜等は、なるべく早く片付けてください。

あと、水もこまめに替えましょう。

 

ロップイヤーのような、耳が垂れているうさぎちゃんは、

耳の中に湿気や熱がこもりやすいので、

一日に何度か、マッサージをしながら耳を立てたりして、

熱や湿気を逃してあげるようにしてください。

 

梅雨を乗り越え、本格的な夏がやってきます。

 

暑さに弱いうさぎにとって、夏は大敵です。

室内飼育をしてる方が多いと思います。

部屋の温度が上がりすぎないように注意してください。

27度以上になると、うさぎちゃんが伸びはじめます。

食欲がなくなり、場合によっては息が荒くなっていたりします。

26度以下になるようにエアコン等を使用して室温を下げてください。

すると元気が戻り、動きが活発になり、食欲も出てきます。

エアコンを使用する際の注意点は一つだけ。

エアコンの風が直接うさぎにあたらないようにしてください。

 

うさぎは人間のように汗をかく動物ではありません。

汗がかけないので、体内に熱がこもったままです。

お外に連れ出すと、熱射病にかかることがありますので、炎天下に出すのは避けてください。

 

暑さ対策として、ケージ内にクールマット等を設置する場合は、

うさぎちゃんがかじっても破けたりしないものを選んでください。

布類も破いて繊維を食べてしまう子もいますので注意です。

またアイスノンのようなものは、うさぎがかじって中のものを食べてしまったりしますので、お勧めいたしません。

 

犬や猫ちゃん以上に、素材には注意が必要です。

 

お勧めは陶器のタイルや、素焼きのタイルを置いてあげると、

その上で気持ち良さそうに寝ていることもあります。